医療法人三九会
病院理念・基本方針
Hospital philosophy
理念
「ここに来て良かった」と思ってもらえる施設でありたい
行動指針
-
思いやりと信頼を大切にします
-
あなたの笑顔が私の幸せです。
-
大切なのはどれだけ心を込めたかです
-
相手を認め受け入れます
基本指針
-
家族的なやさしい対応
-
医療と介護の質の向上
-
未来に向かった健康づくり
-
満足度の向上
3か年計画(2022年4月~2025年3月)
-
地域(完結型)リハビリテーションを構築します
患者さん、利用者さんのライフステージに対応したリハビリテーションサービスが切れ目なく継続的に提供できるよう、医療および介護支援システムを構築し、地域のリハビリテーションの拠点になります -
一人ひとりの生き甲斐や自己実現を支援します
住み慣れた地域でその人らしく生活するために、患者さん、利用者さんの想い(生き甲斐や自己実現)に合わせた、アドバンス・ケア・プランニングに取り組みます -
ホスピタリティーの向上を目指します
職員1人ひとりがホスピタリティーマインドをもち、率先して会釈・挨拶・声がけを実践し、人として、医療人として、職業倫理を遵守するとともに、心配りと思いやりを大切にします
職員倫理綱領
医療法人三九会に勤務する全職員が医療従事者としての責務を自覚し、地域の人々の健康を守るため、職員倫理綱領を次の通り定めます。
倫理綱領
私たちは、リスボン宣言およびヘルシンキ宣言の精神に則り、自らの責任を自覚し、人類愛のもと人間の生命、人間としての尊厳および権利を尊重します。
1.私たちは、いかなる理由においてもすべての人々を差別せず、人としての尊厳を大切にし、生涯に渡り健康な生活の実現に貢献します。
2.私たちは、関連する分野の知識と技術の習得に務めるとともに、研究や実践を通しその専門的知識と技術の創造と開発に努め、医療の発展に尽くします。
3.私たちは、職務上知り得た個人情報の秘密を保持し、取得した個人情報は適正に取り扱います。
4.私たちは、互いに尊敬の念を抱き、関連する職種と協力して医療に尽くします。また、災害発生時には、災害によって影響を受けた人々の生命、健康と生活を守ることに最善を尽くします。
5.私たちは、営利を目的とせず、不当な報酬を求めません。
6.私たちは、すべての人々の人格を尊重し、やさしい心で接するとともに、医療の内容についてよく説明し、信頼を得るように努めます。
7.私たちは、より質の高い医療を提供するために、自身の心身の健康と保持増進に努めます。
8.医療の公共性を重んじ、医療を通じて社会の発展に尽くすと同時に、法と人道にそむく行為を行いません。
患者の権利
私たち医療法人三九会は、患者の権利を大切にします。
平等に良質の医療を選択できる権利があります。
自分の状況を理解するために必要な情報を知る権利があります。
プライバシーとプライドが守られる権利があります。
医療に係る安全管理のための指針
<安全管理に関する基本的考え方>
医療安全は、医療の質に関わる重要な課題であり、安全な医療の提供は、医療の基本となる。
1)組織として医療安全に取り組む環境
「人は誤りを犯す」を前提に「誤り」を個人の責任と捉えるのでは無く、医療安全管理室を中心に発生したインシデント事例から要因を分析し防止策を立てていくことが重要となる。個人レベルから当院全体の組織横断的な活動と捉え取り組む。対策を推進することによって事故を防止し、安全な医療を提供できる環境を整備することを目標とする。
2)職員が医療安全に取り組む姿勢
職員一人ひとりが、医療安全の必要性・重要性を自分自身の課題と認識し、インシデント事例に学ぶという姿勢を堅持し、発生した内容を真摯に受け止め、再発防止に努める。それぞれの現場(部署)において、各自の立場や役割を認識し、主体的・積極的に研修への参加・インシデント報告等を行うことで、医療安全管理体制の確立を図り、安全な医療の遂行をすることが重要となる。
3)コミニュケーションの確保
医療の安全・患者の安全確保に関する話し合いでは、職員はその職種・資格・職位の上下に関わらず対等な立場で話し合い、相互の意見を尊重する。
4)患者・家族と共に取り組む
安全な医療の提供を実現するためには、患者・家族の理解と参加が重要となる。提供する医療について十分に説明をし、理解を得ると共に、より安全な医療の提供のために、患者・家族の意見を取り入れ相互に協力する関係を基本とする。
当院における院内感染防⽌対策に関する取り組み事項
1.院内感染防⽌対策に関する基本的な考え⽅
医療法人三九会は県内で最⾼⽔準の「きれいな病院」をめざしています。
そのため院内感染防⽌対策は、院内感染の防⽌に努め、院内に関わるすべての⼈を守るために「標準予防策スタンダードプリコーション」の観点に基づいた医療⾏為を実践しています。合わせて感染経路に応じた予防策を実施しています。また、病院内外の感染症情報を幅広く共有して、院内感染の危険及び発⽣に対して迅速に対応する活動体制をとっています。院内感染防⽌対策活動の必要性、重要性を全部署及び全職員に周知徹底し、院内共通の課題として積極的な取り組みを⾏っています。
2.院内感染防⽌対策の組織体制と取り組み
1)病院⻑、各所属⻑で構成された、対策⽅針を決定する「感染防⽌対策委員会」(ICC)を設置し、委員会は⽉1回、必要時には随時開催します。
2)実働組織として感染防⽌対策チーム(ICT)を設置し、活動を⾏っています。
主な活動内容
週1 回のラウンドを⾏い、指導や感染問題に迅速に対応しています。
院内における感染症発⽣防⽌のための監視活動、⼿指衛⽣実施状況の監視、耐性菌監視抗⽣剤使⽤量のモニタリングと適正使⽤の推進等
院内感染防⽌対策マニュアルの作成・改定
感染防⽌対策地域連携施設との会議と感染防⽌対策のための取り組みの検討 等。
3.院内感染防⽌対策のための職員に対する教育
年に2回以上の全職員を対象とした感染防⽌対策に関する研修会を開催し、職員の感染対策に関する意識や知識向上に努めています。その他、⼊職時研修、職種別勉強会等を⾏っています。
4.感染症の発⽣状況の報告体制と取り組み
各部署からの感染症発⽣報告/週報提出と、随時に感染症患者及び職員の発⽣時のICT への報告体制がとられており、感染防⽌対策を適切に実施するとともに、全職員に情報提供し、注意喚起を⾏っています。
5.感染発⽣時の対応体制と取り組み
感染症患者が異常発⽣した場合は、速やかに感染源経路を究明拡し、速やかに感染源経路を究明拡大防止に尽力します。また、必要に応じて政機関への各種届出や連絡を行います。
6.職員の健康管理
全職員は胸部レントゲン検査を含む定期健康診断を受けています。またインフルエンザ゙をはじめ感染症の予防接種を推奨しています。職員に発熱やせき・発疹など感染症を疑う症状がでた場合には、勤務を調整したり、必要な予防策をとるなど、感染拡⼤に努めています。
7.患者様・ご家族様への情報提供
インフルエンザ等の感染症の流⾏が⾒られる場合には、ポスター掲⽰などで広く院内に情報提供を⾏います。合わせて⼿洗い・マスク着⽤などについて、感染防⽌の理解と協⼒をお願いします。当院における感染防⽌対策に関する取り組み事項は院内に掲⽰し、また、感染防⽌対策業務指針閲覧の求めがあった場合はこれに応じ、積極的な感染防⽌対策推進に努めます。